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趣味でやっているハードウェア関連(主にFPGA/レトロアーケード基板互換SoC開発)について書いていきます。
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ついつい忙しくてサボっていたのですが、「ヒマになったら」ではいつまでも
できそうにないのでやってみましたよ。

姉さん、明日って今さ!(謎)



さて、前回作った Video ΔΣDAC を使って映像を出してみるわけですが。

比較するための適当な映像ソースがないので、どうしたものか悩んだ結果、やはりレトロアーケード関係がいいだろうということで(?)、新年から作っていた ギャプラス互換SoC に組み込んでみました。
 (このIPは2月の頭に出来ていたのですが、忙しくて日記等でも公開していなかったものです。
 詳細についてはまた別エントリで)

以下の写真は、 左側がRGB各5ビットの抵抗DACの出力で、右側が RGB各1ビットのΔΣDACの出力です。

title_rdac.jpg  title_dsdac.jpg





 (c) 1984 namco


右側がざらざらした画質になってはいるものの、ちゃんと中間色が出ているのがわかるでしょうか?


一部を拡大するとこんな感じです。

title_zoom_rdac.jpgtitle_zoom_sddac.jpg








青い部分に少し紫っぽいドットが含まれていてディザっぽくなっているのがわかると思います。

ΔΣDACの出力にはローパスフィルタを入れていません。
(実は入れてみたのですが、簡単なLPFでは画像の明瞭度がかなり下がるのでやめました。)

今回作った回路で、3ビット出力でフルカラーの画像を出すということに関しては、これが画質的にベストであると思われます。


個人的には、ΔΣDACの周波数などを考えると、思ったよりちゃんと絵が出たな、という印象です。
少し離れて見れば、実用上そんなに問題がありませんので、VGA出力が3ビットしかないボードのときに使うと便利かもですよ?(そのまんまだな)

ということで、デジタル8色しか出ないボードでフルカラーが出せました。


次回は 新作の ギャプラス互換SoC について語ろうと思います。
お楽しみに。
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